「pillings（ピリングス）」がサザビーリーグへ参画

株式会社サザビーリーグ（本社：東京都渋谷区千駄ヶ谷／代表取締役社長角田良太、以下「当社」）はこのたび日本発のファッションブランド「pillings（ピリングス）」と事業譲渡契約を締結いたしました。製品の素晴らしさだけでなく、ハンドニットの魅力をより多くの人に伝えたいという想いに共感、また両者が培ってきたノウハウを共有することで、日本国内だけでなく将来的には世界中から愛されるブランドへ成長や発展が期待できることから今回の契約に至りました。

pillingsは”ものづくりの愛おしさ、背景に創造性を持って表現していく事“をコンセプトに、日本のハンドニット職人と共にハンドニットアイテムを中心にコレクションを展開しています。デザイナーの村上亮太は、2014年春夏に前身となる「RYOTAMURAKAMI（リョウタムラカミ）」をスタート。2020年に「pillings（ピリングス）」に改名しました。ブランド名は毛玉を意味する「pilling」に複数形の「s」をつけた“毛玉たち”を表し、毛玉のような関係性から生まれ、またその環境自体もデザインしていきたいという想いが込められています。2021年にはTOKYO FASHION AWARDを受賞。国内、海外のメディアに掲載されるなど、活躍が期待されるブランドとして注目を集めています。現在では当社が運営するロンハーマンをはじめ、さまざまなセレクトショップで展開しています。

pillingsは日本のハンドニット職人と共にコレクション製作を行っています。コレクションサンプルから量産まで一点一点職人の手で製作されています。ブランドでの製作活動の他にも、デザイナーズブランドとのコラボレーションや他ブランドのニットアイテムの生産も行っており、ニットファクトリーとしても機能し日本のハンドニット職人の雇用を生むシステム作りにも力を入れています。後世に技術を残す為にニット学校を開講し、若い世代へのニット教育も行っています。