サザビーリーグのCVC事業で10社目の出資
株式会社サザビーリーグ(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長 角田 良太、以下サザビーリーグ)は、新たなライフスタイル領域の開拓と既存事業とのシナジーを含めた戦略リターンの創出を目的として、2022年4月よりスタートアップ企業に出資を行うCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)事業に取り組んでいます。
このたび10社目の出資先として、リユース梱包でEC配送時の脱炭素化を推進するcomvey社(本社:東京都中央区/代表 梶田 伸吾、以下comvey)に出資を行いましたのでお知らせいたします。
「美しい物流をつくる」というミッションのもと、これまでの物流の概念を再定義し、「これからのEC社会にフィットした新しい物流の仕組み」を創造しているcomveyが展開するシェアバッグのサービスは、配送で生じる梱包ゴミを最小限に抑え、ダンボール回収やゴミ焼却時に発生するCO2を削減し、脱炭素化を推進することを可能にします。
ECが普及するにつれ世の中が便利になる一方で、⼤量の段ボールゴミを捨てることに手間や無駄を感じている方が多い中、comveyが展開するシェアバッグは、CO2削減や梱包資材廃棄の課題解決事業として独自性が高く、ご利用になるお客様と共創しながら脱炭素に取り組むことができる持続可能なビジネスモデルです。
comveyのシステムが導入されたECカートでは、お客様は梱包方法をダンボール等の通常方法にするかシェアバッグにするかを選択できます。届いたシェアバッグはポストに投函するだけで返却が可能、返却確認ができたら消費者はクーポンを獲得できます。comveyへ返却されたバッグはクリーニング・修繕が施されたのち、再びEC事業者へと提供されます。シェアバッグを選んだお客様は、ゴミやCO2排出量の削減に貢献できるだけでなく、梱包ストレスが軽減されたり、クーポンを獲得できます。
comveyのシェアバッグは、従来のダンボール梱包と比べ、10回の配送で85%以上のCO2排出量を削減することができます。50回〜100回程度リユースすることが可能で、使用限度に達した場合はパートナー企業と共にバッグ素材の95%以上を水平リサイクルし、もう一度シェアバッグの材料として活用されます。
サザビーリーグは、「Ron Herman」「agete」「ESTNATION」「ANAYI」など、アパレル、服飾雑貨、生活雑貨、飲食サービス領域で40を超えるブランドを展開しており、クリエイティブリテイラーとして衣食住の枠にとらわれず、スピリットである“It’s a beautiful day.”と感じるライフスタイルを提案しています。「半歩先を提案できる力」で、世の中がわくわくすることへのチャレンジを続けています。
株式会社サザビーリーグ 社長室
Mail:szl_comms@sazaby-league.co.jp