「DEMYLEE」が考えるサステナブル

誰もが、「自分がどのように地球に貢献できるか、責任を持てるか」を真剣に考えるべきだと思います。大きなものから小さなものまで。（実際には小さなものはありませんが、、）

小さな日々の仕事がもっとも重要なことであり、それこそが最後に変化をもたらすと信じています。

ファッションブランドのひとつとして、私たちの責任は派手なマーケティングやSNSではなく、より環境に優しい誠実な商品を作ることです。

デザインチームと年に2回工場を訪れ、従業員に会い、商品が作られる過程を見てきました。

実に真面目に、そして楽しそうにリラックスして働く従業員を見て、いつも喜びと驚きを感じていました。

NYの職場環境はもっと慌ただしくて、ストレスの多いものなのかもと多々思うほど。

人間関係が大切。

現代社会ではこの点を見落としがちで余計な問題を引き起こすことが多いように思います。

私たちにとっては、自分たちのコアとなる人間関係を維持することがもっとも重要であり、より健全なかたちで未来へ繋がっていくと感じています。

会社の創始者として、職場環境を楽しくすること、心に平穏があってこそ、人は十分に能力を発揮できると信じています。

特にデジタルマーケティングの影響で何もかもが早く進み過ぎていて、私は時々自分自身に疑問を持ちます。

現代社会に必要であると同時に、本当に私たちの生活を向上させたのだろうか？

振り返って自分の足跡を見て、本当に自分がいいと思える場所に辿り着いたかどうかを確認することが大切だと思います。

パンデミックで多くのことを学び、22SSコレクションとLOOKBOOKを通してとてもリラックスした雰囲気を作りたいと考えました。

とても壊れやすい私たちの命の価値を。同時に私たちを取り巻くシンプルなものに感謝を込めて。

オーガニックコットンは、100%天然の種子を使って生産されるため農薬やその他の有害な化学物質を使用しません。

従来のコットンは同じ土壌で繰り返し栽培されるため、土壌の質が悪化し、自然の栄養素が失われ不健康な状態で収穫されていました。

見ているだけで優しい気持ちになるリラックスしたカラーで、品質と価格にこだわったオーガニックコットンをご紹介できることを嬉しく思います。

世界的な状況を認識している私たちに残された唯一の選択肢は、サステナブルな生活の回復に対して自分自身で最善を尽くすことです。

ひとりの人間として、若い娘たちの母親として、自分自身と未来の世代を大切にすることは私の責任で、社会に貢献する方法を模索し、開発することが私たちの責任です。

私たちがサステナブルなものづくりの一部になれる方法を模索する中で、ジャパンチームはインスピレーションを与えてくれましたし、取引先や工場の方々も献身的にサポートをしてくれました。

BCI（ベターコットンイニシアチブ）とは世界最大のコットンの持続可能性プログラムです。

水の効率的な使用、土壌への配慮、有害な化学物質の使用削減、労働者の権利の尊重などを、コットン産業の将来にとってより良い綿花生産を行うために活動しています。

料理人にとって素材を知ることがもっとも重要な基本であるように、ファッションデザイナーにとっても同じです。

私たちのブランドが世界をより良い場所に変えるためにもっと貢献できるように、これからもBCIコットンを使用していきます。
＊2月発売予定

リネンは春夏シーズンの主要な糸のカテゴリーのひとつです。

毎シーズン私たちは、小さくても大きくても、自分たちのなりたい姿に近づくための一歩を踏み出そうとしています。

化学着色料を使わないリネンの色がいかに美しく自然であるかを知ったとき、これは今シーズンの私たちにとって素晴らしいステップアップだと思いました。
＊3月発売予定

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