アルティーダ ウード
2021.03.26
ブランドニュース

インド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」始動

オンライン販売を主とするジュエリーブランドARTIDA OUD(アルティーダ ウード)は、ブランド独自に展開している「I am」ドネーションプロジェクトを通じて、2020年11月末をもって、国際NGOプラン・インターナショナルのオーダーメイド・プロジェクト「インドに学校を建てるプロジェクト」の目標金額750万円を達成いたしました。
その後も寄付を継続し、寄付金総額900万円にて、インド北東部・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」を始動いたします。

 

「子どもたちの教育環境改善プログラム」では、インド・ビハール州での6つの幼稚園教室(図書コーナー、トイレ・手洗い施設併設)建設、幼稚園教師の技能向上、及び保護者向けの意識啓発を通して、子どもたちの早期教育環境の改善を目指します。

 

また幼稚園教室の建設が実現した後も、子どもたちがより良い教育を受けられる持続可能な環境が整うまで、長期的な支援の視点でインド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」を継続してまいります。

 

インドの子どもたちと現教室の写真

 

 

「I am」ドネーションプロジェクトのこれまでの経緯

ARTIDA OUDは2019年9月に「I am」ドネーションプロジェクトを始動し、途上国の女性や女の子を支援する寄付や「新型コロナウイルス感染症危機対応基金」への寄付を行ってまいりました。
2020年3月からは、ジュエリーの生産を行っているインドに「学校を建てる」ことを目指し、国際NGOプラン・インターナショナルのオーダーメイド・プロジェクト「インドに学校を建てるプロジェクト」を立ち上げました。
2019年9月までに目標寄付金額「750万円」を達成するという明確な目標を掲げてまいりましたが、想定よりも大幅に早く、2020年11月末をもって目標金額の750万円を達成いたしました。
皆さまの温かいご支援に心より感謝申しあげます。

 

「I am」ドネーションプロジェクトについて

 

インド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」

・実施地域
インド北東部・ビハール州

 

インド・ビハール州 地図
・基本データ

インド・日本のデータ表

 

・背景
<実施国/インド>
・世界経済フォーラムが発表した世界各国の男女格差を図る「ジェンダー・ギャップ指数2020」では、インドは世界的にも男女間のジェンダー・ギャップ指数が低く、男女格差解消に向けた取り組みが必須。初等教育から中等教育へと上がるにつれて男女間の教育格差が大きくなっている。

・0歳から8歳までの脳神経系の発達が生涯にわたって健康や学習に影響を及ぼすことが分かっており、早期教育への投資の重要性が確立されている。インドの早期教育政策(2013)では、貧困家庭の子どもたちの発達段階に応じたケアと早期教育に注力していくことを推奨している。

 

<実施地域/ビハール州>
ビハール州では、多くの子どもたちが幼稚園に通うことができていない。

 

課題①
幼稚園教室の数が不足しており、既存の施設も劣悪な環境。

インド・ビハール州の幼稚園は頑丈な鉄筋構造ではなく、茅葺屋根と竹や藁、泥などの壁で作られており、室内には安全ではない素材のシートがひかれている。夏やモンスーン季節の豪雨の間、このような施設は気候の影響を大きく受け、子どもたちは安心して幼稚園に通うことができない。

 

課題②
幼稚園教師は十分な訓練を受けていないため、子どもたちに適切な学習指導やケアができない。

 

課題③
親たちは読み書きが十分にできず、子どもたちの早期教育の必要性を認識していない。

 

子どもたちは就学前に必要となる知識やスキルを身につけていないまま小学校に入学し、学校の環境や授業についていくことができず、退学してしまうケースが多数。

 

⇒質の高い早期教育を受けられる幼稚園の整備が必要

 

インドの子どもたちと現教室の写真
・プロジェクト概要
プロジェクト概要説明の表
・期待される成果
成果①
6つの幼稚園教室(充実した図書スペースの併設)ができる

3歳~6歳の子どもたち、特に貧困層や疎外されたコミュニティに住む女の子たちが、安全で快適な学習環境の下、より質の高い早期教育を男女平等に受けることができ、初等教育へ上がる十分な準備ができる。

 

成果②
衛生的なトイレ・手洗い設備ができる

トイレ・手洗い設備が整うことで衛生環境が改善し、衛生的な習慣を身につけ、子どもたちの感染症予防ができる。

 

成果③
幼稚園教師がトレーニングを受けて、適切な学習指導を行える技能を取得できる

 

成果④
教育への理解が低い保護者が早期教育の重要性を理解し、積極的に関与する

保護者や地域住民の、子ども、特に女の子の教育の重要性を理解することで、ジェンダー平等を早い段階から実現する。

 

インドの子どもたちの教育風景の写真
・住民の参加
インド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」では、子どもたちを含めた住民参加型で、現地行政とも連携して実施。

-住民自身のプロジェクトである、という意識が高まり、プロジェクトの成果が持続可能に。
-地方行政と連携することで、プロジェクトを円滑に進め、持続性を高めることができる。

 

「I am」ドネーションプロジェクトへの参加方法

4,000円(税抜)のブレスレット1本のご購入で、最大1,100円の寄付支援ができます

「I am」ドネーションのブレスレットを1本ご購入いただくと、インド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」に1,000円が寄付されます。
また、ブレスレットが写った写真を「#iamdonation」 とつけてInstagramのフィードにご投稿いただくと、さらに100円の寄付ができ、最大1,100円の寄付支援ができます。

 

“I am” Donation Project キービジュアル
How to Join ー 参加方法ー

 

STEP 01
「I am」ドネーションのブレスレットを1本ご購入いただくと、1,000円が寄付されます。

 

STEP 02
ブレスレットが写った写真を「#iamdonation」とつけ、Instagramのフィードに投稿いただくと、追加で100円(合計1,100円)寄付されます。

「I am」ドネーションプロジェクトについて

 

SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」への貢献

インド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」が貢献するのは、下記の目標です。

 

貧困をなくそう ピクトグラム
1:貧困をなくそう

あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ

1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。

 

質の高い教育をみんなに ピクトグラム
4:質の高い教育をみんなに

すべての人に包括的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

 

4.2 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。

 

ジェンダー平等を実現しよう ピクトグラム
5:ジェンダー平等を実現しよう

ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る

 

5.4 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、並びに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。

 

安全な水とトイレを世界中に ピクトグラム
6:安全な水とトイレを世界中に

すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する

 

6.2 2030年までに、全ての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性及び女児、並びに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を払う。

お問い合わせ

株式会社サザビーリーグ ECブランド事業部 プレス 瀬川 / 吉岡

MAIL:s_segawa@sazaby-league.co.jp / r_yoshioka@sazaby-league.co.jp

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