サザビーリーグが「KAIKA Awards特選紹介事例」を受賞いたしました。

株式会社サザビーリーグ（東京都渋谷区千駄ヶ谷 代表取締役社長 角田 良太、以下サザビーリーグ）はこの度、一般社団法人日本能率協会が主催する「KAIKA Awards2022」の「特選紹介事例」を受賞いたしました。

「半歩先のライフスタイル提案」をテーマに、衣食住にわたり数多くのブランドを展開するサザビーリーグでは、働く仲間一人ひとりの働きがいが高まり成長することで、ブランドも成長し、お客様へ“It’s a beautiful day.”な一日を提供することができるという思いで「ピープルビジネス」を掲げています。

◆取り組みの概要◆

この数年で来店型ビジネスを取り巻く環境が大きく変化するなか、サザビーリーグではリアル店舗だからこその提供価値を追求しています。ピープルビジネスを支えるのは、意思を持って自律的にアクションを起こす人材とそれをサポートする組織です。そのためには、店舗スタッフが描く「ありたい姿」の実現支援に向けた対話が、部門や階層を越えた様々なところで生まれるようなカルチャーを醸成していくことが大事だと考えています。なりたい自分に向けチャレンジする場所と仕事が結びつき、リアル店舗の価値を高めるために自律的に行動することこそが、サザビーリーグらしさであると考えグループ全体で取り組んでいます。

◆取り組みの詳細◆

⁻自律的成長を支援するサイト「S-Career Academy」の立ち上げ

「S-Career Academy」では、いつでもどこでもeラーニングを無料で受講できるほか、補助金制度を利用し資格取得や通信講座を受講することができます。今の仕事に限らず、自身の興味や将来を見据えて学び資格取得にチャレンジできる機会を創り、これまで848人（2022年3月時点）が受講しキャリアに活かしています。

⁻キャリア相談

社内のキャリアコンサルタント（有国家資格）によるキャリア相談では将来ビジョンの設計に向けた支援が受けられます。

⁻衣食住ブランドを越えた「対話」の場づくり

“リアル店舗価値の向上”という同じ目的を持った店舗スタッフが、さらなる価値提供のために何が自分たちに出来るかを部門やブランドを超え共に考えます。また、そこで話されたことやスタッフ一人ひとりの成長をどのように支援していくかについて個人と組織の観点から部門や組織を越えて現場の育成責任者間で対話する機会を創っています。

◆受賞のポイント◆

審査員からは、「創業当時からの“ピープルビジネス”の考えを受け継ぎつつ、今の時代に即した会社のあり方、個々の働き方に挑戦している点が注目される。実現に向けては、スタッフ一人ひとりの“個”の力に着目し、その可能性を高めるために育成と対話に取り組んでいる点や、常に時代の先端を走り半歩先の提案企業であり続けるために継続的次世代育成に取り組んでいる点も評価できる。コロナ禍で来店型ビジネスモデルに厳しい市場環境下でも、リアル店舗の価値向上に注力し、グループ全体で着実に取り組んでいることに力強さを感じる。」との評価をいただきました。

◆KAIKA Awardsについて◆

日本能率協会は変化が大きく、多様化が進む時代において、「持続する組織」「社会視点で新しい事業・サービスなどを生み出すイノベイティブな組織」のあり方を、「個人の成長、組織の活性化、組織の社会性を同時実現している組織」と定義し、「KAIKA（開花・開化）」と名づけ、提言しています。
KAIKA Awardsは、これらの取り組み・仕組みづくりの事例を広く産業界に示すことで、組織強化、産業界の活性化、そして活動に取り組んでいる個人や組織にエールを送ることを目的に2014年より実施されています。

参考：KAIKA Awards HP 概要ページ

◆特選紹介事例とは◆※KAIKA Awards HPより抜粋

受賞要件

以下の中より、特にテーマの重要性、取り組みのユニークさ等から継続して応援したい事例が選出されます。