キャリアサポート
2025.08.04
エコを学び、日々の行動がサステナブルな選択に
カンペールジャパン Erikoさん
The SAZABY LEAGUEには、一人ひとりのチャレンジをサポートする仕組みがあります。
キャリア開発に役立つ制度・機会を活用して、新たなステップを踏み出した人、自分らしいキャリアを創り出した人たちにインタビューいたしました!
カンペールの靴は、本国スペインでサステナビリティに非常に厳しい基準で開発されています。バッグは唯一日本のみで開発展開することが許されており、靴同様サステナビリティに非常に高い意識で取り組んでいます。
カンペールジャパンのバッグデザイナーとして携わって8年目のErikoさんは、「eco検定短期集中マスター」の通信講座を受講修了しました。Erikoさんは過去に他の通信講座も受けた経験があり、「通信講座は、人として知っておきたい大切な知識を学べる」と、自身のスキルアップに活用しているそうです。その中で今回eco検定を選んだ理由について、このように語っていました。
「本国のカンペールがサステナビリティに対して意識高く取り組む中で、日本で企画するバッグもその基準に合わせていかなくてはなりません。その中でエコについて自分で語れるほどの体系的な知識はなく自信がなかったんです。この機会にちゃんと勉強したいと思いました」
いざeco検定の勉強を始めると、当初イメージしていたものとは違ったそうです。
「エコって聞きなじみがあってほっこりしたイメージでしたが、実際テキストを開いてみると、大気汚染や水質汚染など、それぞれの環境問題に対する重大な項目がたくさんあり、どれも深刻な状況だと理解が深まりました。それと同時に、自分には何ができるのかを考えるきっかけにもなりました」
通信講座のテキスト以外にも、動画を活用して気軽に知識をインプットする工夫をしていたErikoさん。仕事が忙しい中でも勉強を継続できたのは、「“環境問題”は、全世界の人と一緒に考えなければいけない」という当事者意識が、学んでいく中で芽生えていったからでした。
「遠い先の未来のことではなく、今現実に起こっているリアルなことなので、他人事じゃないという想いが湧いてきました」
また、eco検定の勉強を始めてから普段目にする情報に敏感になり、日々の行動にも変化が出たと言います。
「日常生活では特に、ゴミ捨ての意識が変わりました。基本的に使い捨てになる物は、お買い物の際など選択しないようにしています。まず捨てる前にリサイクルや寄付に回せないか選別し、ゴミは捨てた先で働いている人のことや、リサイクルしやすい状態にすることを考えて今まで以上に細かく分別して綺麗な状態にしてから捨てます。“環境問題”というと大ごとに思ってしまいますが、目先の行動から少しずつ変えられることがあると思います」
eco検定を通じて、仕事だけでなく日常生活でも環境に優しい選択ができるようになりました。
「“地球や環境問題”は起きてから寝るまでにみなさんが関わってくることなので、eco検定はどなたにでもおすすめしたいですね」
Erikoさんはデザイナーとして、環境に優しいものを持つ幸せをお客様に感じてもらうために、バッグを購入していただいたその先も見据えておりました。
「お客様には『サステナブルだとデザインが楽しくない、高くなってしまう』というマイナスなイメージではなく、『デザインも素敵だしサステナブルだよね』と思ってバッグを選んでいただけることを目指しています。
カンペールにとって、サステナブルな素材を使うことは当たり前のことです。その中でプレイフル(楽しむこと)を最大限表現するにはどうすればいいか、私たちは日々考えながらものづくりに取り組んでいます」
ものを持つお客様の幸せと環境の幸せ、Erikoさんはバッグを通した共創的な関係性を目指しています。
「次はより仕事に近い、色彩検定講座を受けたいと思っています。気になった通信講座はリストアップしているので、毎年受けてスキルアップしていきたいです」
The SAZABY LEAGUEで働く仲間の紹介や働く環境などについて、“わたしらしさ”を追求して働く人を応援するキャリアに関する制度や機会の情報をお届けいたしました。