2025.10.06
コミュニケーションの質を高めて、良い “ものづくり” がしたい
株式会社ICL 商品部バイヤー Ayaさん
The SAZABY LEAGUEには、「わたしらしさ、もっと先へ」の気持ちを大切に、一人ひとりのチャレンジをサポートする仕組みがあります。
キャリア開発に役立つ制度・機会を活用して、新たな一歩を踏み出した人、「わたしらしさ」を起点にキャリアを創り出す人たちにインタビューいたしました!
Ayaさんが入社したのは2020年。ちょうど Afternoon Tea LIVING 40周年のリブランディングを始めるタイミングで、入社1年目ながら新定番の食器シリーズの開発に携わりました。「Afternoon Tea LIVINGの中でも食器はブランドの顔となる商品。長くファンから大事にされているブランドでもあるので、責任を感じながら取り組んでいます」と語ります。
商品開発では、SNSや店頭でのお客様の使用感や意見を生かすだけでなく、海外出張で得たアイデアを取り入れるなど、新しい視点も追求するようにしているそうです。「ブランドの歴史を大事にすることと、新しさをご提案するバランスは難しくもありますが、サザビーリーグが大事にしている “半歩先の提案” をできるようにと意識しています」
Ayaさんは、かつて料理の専門学校に通い、レストランで働いていた経験があるほどの料理好き。「どんな料理をどの食器に合わせるかを考えるのが好きで、外食する時もつい食器をチェックしてしまいます」「忙しくても、出来合いの惣菜も器に移し替えるだけでちょっと気分が変わりますよね。少しの事で生活の彩りが増す。特に日本は料理が美味しく、季節感があり、器の種類も豊富。日本の食卓は幅広く楽しめることを伝えていきたいですね」
「常に仕事プラス何かをやっていたい」と、いつも習い事や学びにアクティブで、Sキャリ(※1)のヘビーユーザーだというAyaさん。その原動力には、「分からないことをそのままにしておけない」という強い探究心があります。
『傾聴と質問の基本』『褒め上手・叱り上手・教え上手になる』2つの通信講座を受講したのも、“見守り” や “傾聴” への苦手意識からでした。「今後マネジメントする立場になることも見据えて、相手の話を引き出す力は必要だなと感じていました。会議でもシーンとなると喋りたくなっちゃうんです。学んだことの実践は難しいですが、沈黙や傾聴をより意識するようになりました」
受講を通して「褒めることの難しさ」にも気づいたと言います。「私自身は褒めて伸ばしてもらってきたので、今まで自分を褒めてきてくださった上司や先輩はすごいことをしてくれていたのだなと、改めて感謝の気持ちが湧きました」
また、社内だけでなく取引先との関わり方にも役立っています。「生産側と小売側でハレーションなくいいものを作るためには、コミュニケーションがとても大切。私たちの仕事は、製造メーカーさんなくしては成り立ちません。一方的にお願いするだけじゃなく、話しやすいバイヤーでありたいと思っています。こちらの意図を汲んでくれたことに感謝を伝えたり、逆に考えやご要望をこちらから聞くようにもなりました」
※1 Sキャリ:通信講座・資格取得支援制度をはじめとするThe SAZABY LEAGUEの従業員が利用できるキャリア開発支援施策のプラットフォーム。
Ayaさんは継続的な学びを通して苦手に向き合うことで、自身のストイックさや責任感の強さに気がつきました、「自分の中では当たり前だと思っていたことが “自分らしさ” だと認識したことで、相手のバックグラウンドや目的を知ることも大切だと気づきました。人それぞれのペースに合わせたコミュニケーションの必要性を感じ、自分も周囲も、よく観察するようになりました。」
今後のありたい姿について尋ねると、「自分で学んで満足して終わりではなく、人を巻き込んで周りにいい影響を与えられるようになれたらいいですね」と笑顔で未来の成長イメージを語ってくれました。
The SAZABY LEAGUEで働く仲間の紹介や働く環境などについて、“わたしらしさ” を追求して働く人を応援するキャリアに関する制度や機会の情報をお届けいたしました。