2025.12.04
好奇心にみちびかれて重ねた経験から、見えてきた「自分らしい働き方」
アイビーカンパニー株式会社 Mihoさん
The SAZABY LEAGUEには、「わたしらしさ、もっと先へ」の気持ちを大切に、一人ひとりのチャレンジをサポートする仕組みがあります。
キャリア開発に役立つ制度・機会を活用して、新たな一歩を踏み出した人、「わたしらしさ」を起点にキャリアを創り出す人たちにインタビューいたしました!
2024年2月に入社したMihoさん。これまでホテルのフロントやレストラン業務、和食居酒屋、そしてオフィスワークまで、幅広い仕事を経験しています。「接客業が好きで働いていましたが、20代のうちに全く違う未経験の職種で働いてみようと思ったんです。それで事務の仕事にトライしてみたんですが、じっとしているのが苦手ですぐに合わないとわかりました。やっぱり自分は体を動かして、お客様と直接お話しするほうが性に合っているなと。」
そこで、もう一度飲食の世界に入り、接客レベルをより高めたいという想いからAfternoon Tea TEAROOMへ。「自分に向いている仕事だと再認識できたので、モチベーション高く働けています。ホテルのフロントも接客業でしたが、やっぱり私自身が食べたり飲んだりするのが好きなので。飲食のお仕事に携わる中で、『美味しかったよ』とお客様が声をかけてくれる瞬間が何よりも嬉しいですね。感動して泣きそうになることもあります。」
Mihoさんが入社してすぐ取り組んだのは、S-Career Designの資格取得支援・教育制度の通信講座「食物アレルギーの基本がわかる」を受講することでした。「ホテル勤務時代にもアレルギーの講座を受けた経験はあったのですが、お客様から申告があった際の対応は上長や調理場の方がしていたんです。今は直接自分がお客様に対応する必要があるため、正しい知識を身につけないと不安だなと感じて受講しました。」
実際に学んだことで、日常の仕事でも気づきが増えたと言います。「例えばナッツアレルギーひとつにしても、どの種類に反応が出てしまうのか確認することが必要だったり、場合によっては料理に使われている食材の加工や製造過程なども関係してきます。どんな食材を使うかという発注担当者の視点や、調理場で塩素を使って消毒する意味についても改めて理解することができました。」
また、接客面でも変化を感じています。「お客様にアレルギーを申告された時も、少しでも混在したらダメなのか、調理法によるのかなど、その度合いを確認するために、自分から一段深く聞けるようになりました。アレルギーをお持ちでもせっかく来ていただいたなら、安心して召し上がって楽しんでいただきたいですからね。」
アロマテラピー講座やウイスキー検定など興味のあることに取り組んできたという好奇心旺盛なMihoさんは、普段の行動も「当たって砕けろ派」だと言います。「新しいことへのチャレンジは怖い時もありますが、好奇心を持ってまずは動いてみることが大事だと思っています。事務の仕事が合わないと知れたことも、動いてみたからわかったことですし、その時に学んだExcelの使い方も今の仕事で役立てられています。サザビーリーグの資格取得支援・教育制度は、興味が湧いたことに対して会社が費用補助をしてくれるので、気になる講座があったら気軽に受けてみようと思えるのが嬉しいです。次は漢方の講座を受けてみようかなと思っているんです。接客時にスパイスの効能についてお伝えできたら面白そうですよね」と興味が湧く方へ新たな気持ちを膨らませていました。
そんなMihoさんにとって、接客業の喜びは「色々な人を知ることができるところ」です。「お客様は一人ひとり違う方なので、紅茶の温度や濃さも好みは人それぞれで、いろんな世界、いろんな考え方があって、毎日刺激をもらいます。」
「これからたくさんの店舗も経験して、一緒に働く仲間のことをもっと知りたいですし、Mihoさんってこういう人だよね、と知られるようにもなりたいです。いい接客をすることはもちろん、周りを明るくできる存在でいられたらと思います」と笑顔で未来のありたい姿を語っていました。
The SAZABY LEAGUEで働く仲間の紹介や働く環境などについて、“わたしらしさ” を追求して働く人を応援するキャリアに関する制度や機会の情報をお届けいたしました。