IT/DX

2023.04.14

サザビーリーグ IT部門の紹介
#01_SAZABY LEAGUE IT統括


SEの求人募集は世の中に数多溢れていますが、どんな会社でどんな事業に携わり、

何をどこまで担うのかによって、得られるやりがいやその後のキャリアパスも変わってきます。サザビーリーグのIT部門ではどのような仕事が経験できるのか?

どのようなキャリア形成が叶うのか?

サザビーリーグ IT統括の責任者、Akiraさんにお聞きしました。


Akiraさん1

株式会社サザビーリーグ IT統括

責任者 Akiraさん

グループ企業全体のITライフサイクルの全工程が担当範囲

― サザビーリーグのIT部門の概要・仕事の特徴を教えてください。

サザビーリーグのIT部門は、アパレル・アクセサリー・雑貨・カフェ・レストランなど衣食住全般を事業領域としているグループ企業全体のITを管轄しています。

企業におけるIT部門の業務は運用管理やベンダーコントロールに限られるケースが多いですが、弊社ではそれだけではなく、約50%を自前でシステムやソリューションの開発も行います。そのため、社内SE+SIerの両方で発生するITライフサイクルの全工程(企画提案・要件定義・設計・構築開発・検証・運用保守・撤去)が担当範囲となります。

サザビーリーグブランド一覧

※2023年4月時点

チームの中で自分の強みや専門領域を発揮できるフィールドがある

― 全工程をどのように運営されていらっしゃるのですか?

全工程を1人で行う訳ではなく「チーム」単位で活動します。運用保守を中心にしたチームや、ある目的で集められたプロジェクトチームなど、状況に応じてチームを編成し、先に記載したITライフサイクルのいずれかの部分を担います。

IT部門で働くメンバーのバックグラウンドやスキルセットは実に様々です。SIerで設計開発業務を経験していてその分野が得意な人、人と会話するのが好きで要件を聞き出すのが上手な人、コツコツと決められたタスクを正確に進める人など、それぞれの持ち味を活かして、チームに貢献しています。

サザビーリーグのIT部門の人材育成方針として目指しているのは「複数の尖ったスキルを持つ」ことです。ネットワークやセキュリティ、設計や開発など、人にはそれぞれに得意分野があると思いますが、全員が全ての専門家になる必要はなく、1つだけではなく2つ(欲を言えば3つ!)の専門領域を持つことで、本人の業務が広がり、事業の成長に貢献する範囲も広がっていきます。そのようなメンバーが集まることで「半歩先の提案」が可能なIT部門になっていくことができると考えています。また、IT部門とはいえ、事業そのものを理解しないと事業の成長に貢献するITが何なのか判断できないため、アパレルや外食に関する知識についても積極的に得ていくことが重要です。

こういった人材像から「スキルの高い人しかいない」という印象を受けるかもしれませんが、私を含む在籍メンバーのほとんどが、入社した後にいろいろなことを学んで、スキルを身に付けました。

最近、若手の方と会話していて感じるのは「自分の経験に自信がない」方が多いということです。システムの仕事であれ、それ以外の仕事であれ、何かを一生懸命やってきた経験はとても価値があると思っています。その活躍するフィールドを変えてみようと考えているのであれば、自信をもって「こういうことをやってきました!」と言って頂ければ良いのではと思います。

挑戦する意欲があるならば、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

Akiraさん2

ITの力でブランドや事業価値を高める

― IT部門のミッション、目指している姿は何ですか?

IT部門のミッションを実現するために目指している姿は、以下の3点です。

①事業とIT双方に精通したスペシャリストであること
②攻めと守りのバランスの取れたチームであること
③グローバルで通用する集団であること

IT部門 組織図

(IT部門 組織図)※2023年4月現在

事業の成長や新しいことにチャレンジするために「こんなことできませんか?」という声が上がった時、ITの力でどんな答えが出せるのか?そのためにメンバーが得意とする分野でスキルをしっかり高めておく必要があります。併せて、事業についての理解も必須です。ユーザー、つまり事業部の方から相談を受けた時、本当に事業に必要なものは何かを根幹から考え、時にはシステム導入ではない別の提案をすることもあります。エンジニアとしてだけではなく、コンサルタントの目線も持っているのです。

サザビーリーグにおけるIT部門の最大の価値は「サザビーリーグの事業やブランドを理解していること」そして「事業部門と同じ想いで仕事ができること」です。SIerとしては規模、リソース、スキルで勝る他社は多数ありますが、当社の事業そのものへの理解度については、我々に強みがあります。定例会などで事業部門と頻繁にコミュニケーションを取り、既存システムの運用を通じて、至るところにある課題に気付き、半歩先に拾い上げて提案することができます。事業そのものに興味を持ち、言われたことをやるだけではなく、自ら提案するという姿勢が基本。攻めと守りの両方を担うことで、サザビーリーグのブランドやチャレンジを支えていきたいと考えています。

また、近年では事業としてのグローバル化もIT技術のグローバル化も進んでいるため、発想的にも技術的にも世界基準を常に意識しています。

事業を共に作り上げている実感

― 社内SEとしての仕事のやりがいとは?

社内SEの仕事の醍醐味は「サザビーリーグの一員として事業を共に作り上げているという実感を持てる」ことです。自らのアイデアで開発したシステムで業績の風向きが変わるのを体験できたり、店舗のお客様の声を拾って改良につなげられたり、事業の様々な側面で貢献している実感を得られます。

また職場には、若手メンバーから「こんなシステムがあったらどうでしょう」と提案があがるといった風通しの良さがあります。「すべての意見は正しい」という “まず肯定する”考え方を大切にし、年齢やキャリアに関係なくアイデアを出せる風土です。出てきた意見は、IT部門の複数のグループとチームを横断して共有し、費用や時間、人的リソースなどを加味して検討していきます。

― キャリア支援はどのようなことを取り組まれていますか?

キャリアステップという観点では、SEとしてスキルを磨き経験を積みながらまず目指すのはプロジェクトマネージャーです。事業に深く関わるサザビーリーグのプロジェクトマネージャーは、広い裁量を持ち、自分の提案を実現することができるようになります。責任も伴いますが、やりがいも非常に大きいです。

その先は、マネジメント職を目指す人もいれば、プロフェッショナル職としてスキルを究める人もいます。いずれの道を選んだとしても、成長に伴い、仕事のスケールも大きくなるため次の段階でのやりがいを得られます。

こうしたキャリアの可能性を拡げるスキル形成は入社時の研修からスタートしています。研修にはかなり時間をかけており、社員は「成長を実感できる」といったことをよく口にします。研修でも実業務でも「成長実感」を大切にして、社員一人ひとりが成長することでサザビーリーグを支援していくことを期待しています。

Akiraさん集合写真

次回は、SAZABY LEAGUE IT部門で働いている社員の方々の携わっているプロジェクトやお仕事のやりがいをお伝えしていきます。

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