IT/DX

2023.07.27

サザビーリーグ IT部門の紹介
#04_SE Work Style

今回は、SAZABY LEAGUE IT部門で社内SEとして働いている社員のお仕事のやりがいを聞いてきました。


Yoshieさん_1

株式会社サザビーリーグ
IT統括 コーポレートシステム部 会計システムチーム
Yoshieさん

大卒後、システム開発会社にてシステムエンジニアとして3年間勤務。
メーカーのシステム開発を担当していたが、エンドユーザーの顔が見える仕事がしたいと転職を決意。「Afternoon Tea」などのブランドを通じてサザビーリーグを身近に感じていたことから中途採用に応募し2018年に入社。現在は社内SEとして主に会計システムを担当する。

ユーザーの近くで業務を支援する社内SEという選択

― サザビーリーグに入社するにあたり、どのような仕事を希望していましたか。

私は職人気質で黙々と開発をするタイプではなく、人と一緒に取り組むことで自分自身の成長ややりがいを感じながら仕事をしていきたいという希望がありました。社内SEという仕事なら、開発技術だけではなく、様々な部署の人とコミュニケーションを取ったり、マネジメントしたりといった働きが求められると考えたのです。ただ、これまで経験していない業務なので、私がやっていけるのかなと不安もありました。でも、サザビーリーグには経験が浅くても「これから成長していきましょう」というメッセージに背中を押されて「チャレンジしてみよう」と応募しました。

― 現在ご担当されている仕事とYoshieさんのミッションを教えてください。

会計システムの開発、運用保守を担当しています。私の担当領域は財務会計で発生したお金の流れを記録する、請求書の受け取りや支払い処理などを行う等、財務管理システムを扱ういわゆる経理業務の支援をしています。経理の方が年次、月次、または日次の業務をスムーズに実行できるようにサポートすることがメインです。また経理部からの要望に対して改善の検討をしたり、税法の改正時にシステム側でも対応したりと、会社の変化に合わせて環境を整えていくこともミッションです。

システムのメインユーザーである経理部の方が同じフロアにいますので、システムについて直接尋ねられることもあります。時には思いつきで「こういうことがやりたいんだけど」と相談をいただくこともあり、何気ない雑談も含め気軽にコミュニケーションを取れるため、IT部門と他部署との隔たりを感じません。

Yoshieさん_2

知識やスキルを身に付けることで発言が増え、やりがいを実感

― 現在はどのような仕事をされていますか。

現在は新ブランドである「カナダグースジャパン」の会計システムの導入に携わっています。新しいブランドが増える際に、何かしらそれに付随した新システムが導入されるのもサザビーリーグの特徴です。新ブランドや新会社の設立、分社化なども多く、会計システムもその都度対応が必要です。「カナダグース」は本社が海外にあり、そちらからの要求にも応える必要があり、現状の従来業務とは異なる特有のルールを理解して設計するのは大変でした。苦労の末、無事に導入されたシステムは、現在も運用保守をしながら本社からの細かな要求に対して変更をかけている状況ですが、プロジェクトメンバーと協力して開発に当たっています。

― サザビーリーグのIT部門の特徴はどのようなところだと思いますか。

サザビーリーグは様々な業態とブランドがあり、それに付随して多種多様なシステムを使用しているため、会計システムも多岐に渡ります。社内SEといっても“同じ社内の社員向けに対応”というより、“異なる取引先それぞれに対応していく”という感じです。そのおかげで、事業会社ごとの会計知識を学び、身につけることができました。前の会社では同じ人とだけ仕事をしてきましたが、サザビーリーグではいろいろな人と関わる仕事ができるのが楽しく、自然と会話が多い環境です。

ブランド集合画像

※2023年3月現在

― サザビーリーグ入社後に身に付いたスキルや強みはありますか。

入社3年目に簿記2級を取得しました。入社時に上司の方から「会計の知識が必要です」と言われていましたが、実際に仕事をしていると経理の方との話でわからない点が出てくることが多々あり、まずは経理の方と対等にコミュニケーションを取れるようになるため資格取得を目指しました。

入社後から簿記を独学で学びましたが、もともと数字に強いわけではなく、数学は苦手で暗算もできないほどだったので、頑張りました。現在は会計のプロフェッショナルとまでは言えないものの、会計に関するコミュニケーションは難なく対応できるように。これもサザビーリーグで身に付いたスキルだと思います。

― そのほか、成長を感じられることがあれば教えてください。

いろいろな人と関わることが増えたので、コミュニケーション力が向上したと感じます。多くの人と接する中で、聞く力、話す力が身に付き、相手にしっかり意見を伝え理解してもらえるようになりました。また経験を重ねることで同じような課題が出た時、提案や解決策などを自分から発信できるようになり、プロジェクトの一員として関われているなと実感できています。私は人見知りだったので、そのようなコミュニケーション能力や発言力が身に付いたことも、大きな成長です。私のようなエンジニアも多いかもしれませんが、話しやすい環境なので無理なくコミュニケーションが取れるのではないでしょうか。

複数のブランドと関わり、新システムの導入も経験

― 特に印象に残っているプロジェクトについて教えてください。

2019年10月に行われた消費税の8%から10%への改定は大きなプロジェクトでした。消費税の改定は一部の事業会社だけではなくて、グループ全社で変更するため大掛かりな改修です。前年の4月に入社して、当時の最も大きなプロジェクトでしたが、入社2年目ながら重要な業務をまかせていただき、非常に貴重な経験でしたね。この時に会計以外のシステムについても知り、いろいろな事業会社の担当の方とコミュニケーションを取ることもでき、私にとってはこの会社に入って一番のやりがいを感じるプロジェクトでした。

― サザビーリーグのIT部門ならでは特徴、魅力などを教えてください。

会社全体を通じて、上下関係がフランクである点が特長だと思います。また社内SEではありますが、飲食やアパレルなど様々なブランドとの関わりがあるため仕事が単調にならず、常に変化を感じられる点も魅力です。私は前職で同じシステムの運用保守を続け、物足りなさを感じていたので特にそう思うのかもしれません。現在、サザビーリーグではDXの推進をしており、今期(2023年度)は経費精算システムの導入予定があり、私もそのプロジェクトを担当する予定です。このようなプロジェクトで最新システムなどにも関わるチャンスがあることも、エンジニアとして楽しめるところかと思います。

また、エンドユーザーが身近にいることで、大変な面もありますが、それ以上に得られるものが多くあります。説明の仕方も担当者によって変わってくるため、ユーザビリティの大切さを実感しています。エンジニアとして見落としがちな点に気付かせてくれる職場です。

― 最後に、今後の目標や展望を教えてください。

これまでは先輩社員のリーダーがプロジェクトを引っ張り、自分はそれに従って仕事をすることがほとんどでした。将来はリーダーやマネージャーとしてプロジェクトメンバーを引っ張っていける立場になりたいと考えています。身近な上司にもプロジェクトを先導しながら、メンバーのケアもしっかりできる方がおり、私もメンバーを思いやれるリーダーになれるといいなと思います。

Yoshieさん_3

SAZABY LEAGUE IT部門の紹介を4回にわたりお伝えしてきました。
いかがでしたでしょうか。
これからもサザビーリーグが取り組むIT/DXの情報をお伝えしていきたいと思います。

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