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2023.12.11

両立を選んだあなたを応援したい。

「仕事と育児の両立支援セミナー」開催レポート

「子育て」でキャリアはもっと豊かになる。孤立しない、あきらめない。
自分自身も成長する家族や仲間との関わり方とは。


The SAZABY LEAGUEでは、ライフステージの変化に伴う働き方の変化を前向きにとらえ、一人ひとりが長期的に活躍することを支援していきたいと考えています。

「仕事と育児」誰もが悩みを抱える一大テーマに、どう向き合えば自分らしいバランスでキャリアを積んでいけるのか、株式会社wiwiw 三輪英子氏を講師にお招きし、会場とオンラインのハイブリッドでセミナーを開催。両立におけるノウハウやキャリアについての考え方を学びました。

セミナー風景1

実は能力もアップする「両立期間」には、
自分らしいキャリアを築くヒントがある。

会場には、様々なカンパニーから参加者が集いました。育休が明けたばかりの方、0歳児や、小学生のお母さんなどライフステージも多様、オンラインでは男性参加者の顔も見えます。

「仕事と育児の両立」を取り巻く環境は、働き方改革や男性の育休取得など、少しずつ進化しておりますが、実生活ではまだ課題も多く残っています。グループの自己紹介では、「夫と協力していますが、スケジュールをテトリスのように組む毎日です」「時短なのでスタッフとのコミュニケーションをとる時間が少ないのが気になります」など、日々の過ごし方や仕事へのコミットの仕方についてなど、今直面する悩みをそれぞれアウトプットしていました。

大変さに目が行きがちな「両立期」ですが、「育児は育自」とよく言われるように、自分自身も人間的に成長できる時期でもあるそうです。グループディスカッションでは、それぞれの働き方や日常の工夫について、活発に話が飛び交いました。「子どもの進学」というタイミングひとつとっても、社内公募で店舗から広報に異動した方、店長職に復帰した方、フルタイムから時短にした方など、キャリアのあり方も様々です。時間や行動の幅に制約があるからこそ、試行錯誤が生まれ、自分のあり方や仕事の方向性に目を向け、追求する機会になるのかもしません。

セミナー風景2

ひとりで悩まなくてもいい、
周りへの頼り方・コミュニケーションのあり方。

両立期間は、その忙しさから、同じ毎日を淡々とこなすトラック競技のような状態に陥りがちな人も多いそうです。人によっては、本当は自分に「できる力」があるのに「できない」と思い込み、気付かぬうちに成長意欲を失ってしまうケースもあります。自分のキャリアに前向きでいるために大切な目標の持ち方や、お互いを尊重するコミュニケーションスキルについて三輪先生から紹介されると、「職場でも家庭でも心がけたい」と口にする方も多くいらっしゃいました。

「病児保育って使ったことありますか?」「自分の息抜きってどうしてますか?」「この家電がおすすめ」など、実用的な情報交換でも盛り上がりました。また、中には「子ども中心の生活で、自分自身に目を向けられていなかった」という気づきを得た方もおり、この機会に「あらたに目標設定してみようと思いました」「帰ったら夫と話し合ってみます」など、アクションを起こすきっかけの場にもなりました。

「大変だけど、子どもの成長も楽しい時期。ぜひ工夫しながら生活も楽しんで欲しい」と三輪先生。かけがえのない時期を楽しみながら、自分らしいキャリアも描いていく、そのための大きな一歩となるセミナーになりました。

セミナー風景3

「前向きな働き方を知ることができて、気持ちが明るくなった。」
参加者のリアルな声をインタビュー

セミナー風景4

Mikiさん 株式会社AKOMEYA TOKYO 店舗勤務(お子様2歳)※オンラインにてご参加

「職場復帰してから、自分なりに手探りで両立をしてきましたが、他の方がどのようにしているのか、子供が大きくなるにつれどんな問題があるのかを知りたいと参加しました。

グループで大きなお子さんがいる方とお話しできたのですが、想像よりもみなさん気持ちが明るく、協力してもらえば大丈夫だよという印象を受け、心が軽くなりました。店長職の方や、フルタイムに戻ろうと動いている方など、前向きな働き方と考え方を知ることができ心強かったです。

また、お互いを大切にするコミュニケーションスキルはとても素敵だなと思いました。早速実践したいです。体力が追いつかないまま頑張りすぎてしまった時もあったので、これからは気持ちの安定を意識して、健やかに過ごせる最善の方法を探りたい。“家族みんなで育児をしている”という環境を作っていきたいです。」

Yuyunさん 株式会社サザビーリーグ 海外事業推進部(お子様1歳)

「子どもを保育園に預け、今は時短で仕事をしています。時々出張や、海外からのお客様との会食もあるので、育児とのバランスをどうしていくかについて、みなさんの話を聞きたくて参加しました。私自身はあと数年でフルタイムに戻ろうと考えていたのですが、お子さんが大きくても時短という方もいて、子育てって長い目で見なきゃいけないんだなと思いました。「小一の壁」という言葉も初めて聞いて驚きました。

お話したみなさんは、両立しながらしっかり壁も乗り越えてきていました。子どもの体調不良時や、自分のリフレッシュ時間のとり方など、いろいろな工夫を聞けてよかったです。自治体の支援サービスについても、実際に使ってみたいと思いました。

今は仕事に全力投球することは難しいかもしれませんが、インプットの時期として割り切って、小さな成長を続けていけたらと思いました。」

Yuichiさん 株式会社サザビーリーグ アイシーエルカンパニー 人事部(お子様9歳、7歳)

「自分自身も子育てをしていますが、子どもが大きくなると育児期の感覚がどうしても薄れてきます。今幼い子のそばにいる方の生の声を聞こうと、研修に参加しました。改めて、実体感のある人と対話の場を持つことはすごく大事だなと思いました。同じ会社・環境の中で、ロールモデルを知ることができますよね。

育児しながら働くということは、家族、同僚、上司、部下、取引先様など、周囲の人たちの協力なしにはできません。そのため、お子さんを持つ方は、自然と周囲とのコミュニケーションをこれまで以上に主体的にとり、関係構築をするようになっていると感じます。仕事をする上でとても大切なスキルですし、子育て前では身に着けられなかった力かもしれません。

現時点で先のビジョンが分からなくても、その環境で働く中で、徐々に自分らしいパフォーマンスの発揮や、ありたい自分を理解し、効果的に組織に貢献されていくのだろうと、自身のチームメンバーを見ても感じています。私もメンバーから学ぶことも多く、そういった力が身についていることを知ってもらいたいなと思いました。」

セミナー参加者写真

The SAZABY LEAGUEでは、キャリアコンサルタントの国家資格を持ったスタッフが、直接キャリア相談も受け付けています。子育ても含めた「私らしいキャリアデザイン」をめざすみなさんを、これからも応援していきます。

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